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潰瘍性大腸炎(UC)の最新治療 糞便移植療法 効果は??副作用は?

健康・美容
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【潰瘍性大腸炎】糞便移植療法を体験レポート

ここ数年ニュースなどでも取り上げられたりしていた潰瘍性大腸炎での糞便移植療法を受けたので
それについてレポートしたい思います。

糞便移植療法を受けることになった経緯

潰瘍性大腸炎になって数年は直腸型の軽症で、元々お腹が弱い家系だったり学生時代に過敏性腸症候群になったりもあったのでたまにの下痢にも慣れていたせいか特に潰瘍性大腸炎としての辛い症状はほぼ感じず過ごしていました。

が、しかし!!第一子の妊娠出産で初めて潰瘍性大腸炎を実感するような下痢と共に下血、粘液便などの症状が出て生活に支障を感じるようになりました。

それまでは、都内の消化器内科・胃腸科のクリニックに通っていてペンタサ1日6錠飲みましたが効果はなく…

症状が悪化してから色々調べていくうちに大学病院やIBD(炎症性疾患)の科が設けられている病院などを知り新しい治療法を求めて都内の大学病院へ転院しました。
色々調べていくうちにネットで糞便移植の存在を知り主治医に相談すると、

「効果は分からないけど薬のように副作用ないからやってみる??」と…

乳児を育てながら外出先でのトイレや普段の生活にも限界を感じていて藁にも縋る思いだった私は
即答で「やりたいです!!」と答え糞便移植の治療を受けることになりました。

 

糞便移植療法のやり方

健康なドナー(私が治療を受けた病院では配偶者と2親等以内の家族)の糞便をろ過して、患者の大腸に肛門から注入するというシンプルなもの。ドナーの糞便を注入すると、腸内の細菌の組性が変化し、潰瘍性大腸炎を進展させる原因を回避できる効果があるとされているらしいです。

最初に知った時は「他人のう〇ちを移植?!」とかなりの衝撃だったけれども、まずデメリットが少ない。薬では無いので毎日忘れずに飲まなきゃ!!などの面倒さもない。また、薬のような副作用もない。とても原始的ではあるけど1度の通院で終わり時間的や処置も大腸内視鏡カメラを受けるときと
同じかそれ以下。但し糞便移植ができる病院は限られていたり症状によっては受けられないことも
ある様なので主治医と要相談になると思います。

ドナーを誰にお願いするか決める

極力お腹が強くてこの人のお腹みたいならいいな~と思える人がいいと思ったのでお腹が弱い両親は無し。兄弟はおらず一人っ子なので頼めそうな人は配偶者である夫または4歳の息子…。

どちらもお腹は丈夫なタイプで毎日快便タイプ。
気持ち的に夫の便を入れるよりは息子の方が抵抗感が少ない(夫よごめん…)ので、診察の際に「ドナーは息子に決めました!!」と伝えると、自分の意志で提供できる年齢(具体的な年齢は忘れてしまいました。ごめんなさい)でないとドナーにはなれないとの事…。との流れから夫にドナーになってもらう事になりました。

ちなみに、ドナーは血縁関係のある親族だと腸内細菌の状態が似ている事があるので、できたら血縁関係にない親族の方がいいみたいです。

ドナーが決まってもドナー本人の検査もあります。ドナーに便を採取してもらいそれを病院に届け細菌感染の有無などの検査をし合格すれば移植に至るという流れでした。夫の場合幸いにも何もなく移植が可能という結果で晴れて糞便移植療法を受けられる事が確定しました。

糞便移植療法 当日


いつも大腸内視鏡検査を受ける時の手順と同じで、お腹の中を空っぽにする為に下剤処置をし検査着と紙パンツに着替えていざ処置室へ。

 

大きな注射器のような容器(推定300ml位)に管がついており恐らくそれを肛門から注入するという感じ。

問題の注入する糞便の見た目は想像していたものと程遠く生理食塩水も入ってろ過されている事もあってかほぼ透明の液体でキレイでした。言われなければ人の便だとは全く分からないくらい。点滴で少しぼーっとしていたので、普段の大腸内視鏡検査を受けるのと変わりなく苦痛や痛みもなくトータル10分もかからない位で終わりました。少し休憩しそのまま帰宅。

糞便移植療法の治療経過

私の場合治療後当日~3日くらいとても調子が良く気持ち的にも凄く明るくなり病気を忘れて過ごせました。もちろん、下痢や下血、粘液もありません。

が、しかし10日、20日、1か月とかけ徐々に再燃…(泣)。糞便移植前の下痢の回数はそこまで多くないものの粘液便と下血に悩まされるようになってしまいました。ただ、悪化はしておらず少しの期間良くなり元に戻ったという感じです。

糞便移植療法を経験して

効果が実証されてニュースにもなっていたのだから、私と違って効果が凄く出た方もいらっしゃると思いますし私自身は効果は薄かったですが、糞便移植をしたことに後悔は全くありません。

病気が良くなる可能性があるものを体験できてよかったと思っています。なんせ副作用もないので…そして、私の症状が少しでも良くなればとドナーになってくれた主人にも感謝でいっぱいです。

糞便移植法は潰瘍性大腸炎以外にも、 ・過敏性腸症候群(IBS) ・難治性便秘 ・Clostridium difficile感染症 ・クローン病 の治療としても効果が確認されているとの事です。

 

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